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半導体 の記事 36
TSMCの6月売上がNT$4,427億(前年比+67.9%)で単月の過去最高——4〜6月期も約NT$1.27兆で最高更新。『AIが季節性を消した』月次データの読み方と、7/16決算の注目点
TSMCが7月13日に発表した2026年6月の月次売上はNT$4,426.8億(前月比+6.2%・前年同月比+67.9%)で単月の過去最高。4〜6月期は約NT$1.27兆(前年比+36%)と四半期でも最高を更新しました。本来は「凪」のはずの6月に前月比プラスとなった背景(N3・CoWoS年内完売の報道)、台湾独自の「月次売上開示」制度の使い方、7月16日のQ2決算で見るべきポイント、日本の関連銘柄への波及の読み筋までを一次データと出典付きで整理します。
サムスン営業利益89.4兆ウォン(前年同期比 約19倍)の過去最高速報でも、株価は6.9%下落——「織り込み済み」と材料出尽くしを実例で学ぶ
サムスン電子が7月7日に発表した2026年4〜6月期の速報値は、売上約171兆ウォン・営業利益約89.4兆ウォン(約584億ドル)。前年同期比約19倍・3四半期連続の過去最高で、市場予想87.3兆ウォンも上回りました。それでも株価は当日6.9%下落。年初来約150%上昇していた株価に好決算が織り込まれていたためと報じられています。「株価は実績ではなく、実績と期待の差で動く」という原則を、速報値と確報の制度解説・HBMと汎用メモリーの値上がり構造・キオクシアやマイクロンへの示唆とあわせて出典付きで解説します。
キオクシア「第10世代BiCS FLASH」をやさしく解説——332層・1Tbって何がすごい?第8/第9世代との違いと、AI推論時代での役割
キオクシア(285A)が2026年7月3日にサンプル出荷を発表した「第10世代BiCS FLASH」。NAND型フラッシュメモリの最新世代で、332層の積層・1Tb・第8世代比で転送速度+33%・ビット密度+59%を実現します。そもそもNANDとは何か、なぜ縦に積むのか、第8/第9世代との違い(番号順ではなく大容量軸・高性能軸の2軸戦略)、サンプル出荷と量産の違い、AI推論時代での役割までを、初心者向けに一次データと出典で中立に解説。将来株価や買い時は示しません。
サムスン+SKが韓国で「4,755兆ウォン」の国内投資を発表——Xで話題の「$1.3兆ドル」報道との差を、対象・期間・換算で切り分ける(3大メガプロジェクト)
市場系アカウントが「SamsungとSKが$1.3 trillion(約1.3兆ドル)投資を発表へ」と報じ話題に。だが2026/6/29の韓国「3大メガプロジェクト」公式発表は両社合計4,755兆ウォン(サムスン2,655+SK2,100)で、事前リークの2,000兆ウォン($1.3兆ドル)を大きく上回った。ただし超長期かつクラスター全体を束ねた計画値で、足元の設備投資×年数ではない。半導体・AIデータセンター・フィジカルAIの3軸、平澤/龍仁・光州(西南圏)・忠清の投資地図、政府の全面支援を一次データと出典で中立に切り分ける。
キオクシア社員600人が「純資産10億円超」に——AIメモリー特需が生む“富の集中”を、スペースXの前例と比べて読む
日経が報じた『キオクシア社員600人が純資産10億円超』。AI需要とファンド改革に絡む時価総額の拡大(報道で約15倍)が背景とされる。スペースXで溶接工や技術者まで約4,400人が資産を得た前例と並べ、AI投資ブームが“部品”メーカーの従業員にもたらす富の景色を、含み益と確定益の違いまで含めて事実の範囲で整理します。
HBMを「作れるのは3社だけ」——AIメモリーの構造を、12〜16段の積層・TSV・寡占という3点から読み解く
AI半導体の心臓部HBM(広帯域メモリー)は、複数のDRAMチップをTSV(シリコン貫通電極)で垂直に積層し、GPUのすぐ隣に置く特殊なメモリーです。HBM3Eは8〜12段、次世代HBM4は最大16段・1スタック64GBへ。難度の高さから量産できるのは実質SKハイニックス・サムスン・マイクロンの3社だけ。なぜこの3社寡占が生まれ、マイクロンが台頭しているのか。一運用者の強気論とその反論(循環産業・反トラスト訴訟)まで、一次データと出典で中立に解説します。
アップルが“ブラックリストの中国メモリ”から買おうとしている——FT報道をファクトチェックすると、『AIが奪ったDRAM』と“2つの制裁リスト”が見えてくる
FT報道で話題の「アップルが米制裁リスト企業からメモリを買う」。相手は中国最大のDRAMメーカーCXMT(長鑫存儲)。一次情報をたどると、AI向けHBMが従来DRAMの供給を奪い価格が急騰→アップルが値上げに追い込まれ→“買いにくい”中国勢に頼る、という連鎖が見える。一方で「CXMTは商務省エンティティリストに未掲載=買う行為自体は直接禁止ではない」という“2つのリスト”のねじれも。強気・慎重の両論を出典付きで中立に解説。
OpenAIがGPT-5.6(Sol/Terra/Luna)を限定プレビュー公開——「米政府の要請で限定リリース」と新料金体系を一次情報で読む
2026年6月26日、OpenAIが次世代モデル群『GPT-5.6』をSol(最上位)/Terra(標準)/Luna(高速・低コスト)の3モデルで限定プレビュー公開。米政府の要請で『信頼できる少数のパートナー』に限定し、広範な提供は『数週間以内』。公式料金・新しい命名規則・max/ultra推論モード・自社測定ベンチを一次情報で整理し、『コンテキスト150万トークン』などの噂と公式を切り分けます。