主要指標
売上CAGR(3期)+11.4%スコアマップ
AI要約
✦ Pro一次データから自動生成 · FY2026✦マーベル・テクノロジーは最新本決算(FY2026)で売上高$8.2B(前年比+42.1%)、純利益率32.6%・ROE18.7%。
成長トレンド・収益性・財務健全性まで踏み込んだAI要約の全文は Pro でご覧いただけます。
🔒 Proで全文を読む(月¥4,980)会社概要・事業内容
公開情報・公式IRをもとに作成データセンター向け接続・カスタムシリコンに強い米半導体大手。AIインフラの中核を担う。
- 設立
- 1995年
- 本社
- 米国カリフォルニア州サンタクララ(法人登記はデラウェア州)
- 経営トップ
- マット・マーフィー(Matt Murphy、会長兼CEO、2016年就任。2026年時点)
- 従業員数
- 約7,500人(2026年時点)
- 上場
- NASDAQ: MRVL
マーベル・テクノロジー(Marvell Technology, Inc.)は、データセンターのコアから通信網のエッジまでを支える「データインフラ向け半導体」を専門とする米国のファブレス半導体企業。1995年にSehat Sutardja氏、Weili Dai氏、Pantas Sutardja氏によって設立された。光通信用DSP(デジタル信号プロセッサ)、高速イーサネット、ストレージ・コントローラ、そしてハイパースケーラー向けのカスタムASIC(特定用途向け集積回路)など、データの「移動・保存・処理」を担うインフラ用シリコンを設計・供給する。CPU/GPUのような汎用プロセッサで消費者市場を狙うインテルやAMDとは異なり、クラウド・通信・エンタープライズ・自動車といったインフラ領域に特化している点が特徴。
ビジネスモデルはファブレス型で、自社は設計・開発に集中し、製造はTSMCなど外部ファウンドリに委託する。収益の柱は、(1)AI/クラウド向けに需要が急増する800G/1.6Tの光接続用PAM4・コヒーレントDSP、(2)Amazon・Microsoft・Googleといったハイパースケーラーが自社AIアクセラレータ(XPU)を作る際に協業するカスタムシリコン事業、(3)イーサネット・スイッチ/コントローラ等のネットワーキング製品、である。AIデータセンターの増設に伴い、近年は売上の大半をデータセンター事業が占める構造へと急速にシフトしている。
業界での立ち位置としては、光DSPおよびデータセンター接続分野で主導的地位を築いており、AIインフラの「配線」を握るプレイヤーとして、カスタムAIチップ市場ではブロードコムと並ぶ二大勢力の一角と位置づけられることが多い。Cavium(ArmサーバープロセッサとDPU)、Inphi(高速接続・コヒーレントDSP)、Aquantia(マルチギガビット・イーサネット)、Innovium(データセンター・スイッチ)といった戦略的M&Aを通じて、AI時代のデータインフラに不可欠な技術ポートフォリオを段階的に拡充してきた。
主力事業・セグメント
800G/1.6T向けのPAM4・コヒーレント光DSPや高速接続ソリューションを供給。AIクラスタやクラウドの大容量ネットワークを支える中核事業で、近年は売上構成比が最も大きい。
ハイパースケーラーが独自開発するAIアクセラレータやプロセッサ向けに、設計・SerDes・先端パッケージング・光技術を組み合わせたカスタムシリコンを共同開発する。
企業のキャンパス・ブランチ向けイーサネット・スイッチやコントローラ、PHYなどを提供する有線ネットワーキング事業。
5G無線アクセス網(RAN)やバックホール、通信事業者向け光ネットワーク機器に組み込まれるプロセッサ・接続チップを供給する。
HDD/SSDコントローラなど、データの保存・転送を担うストレージ向け半導体。クラウドおよびエンタープライズのデータ基盤を支える。
車載イーサネットなどの自動車向け接続ソリューションや、Wi-Fiを含むコンシューマー・産業用途の通信チップを手掛ける。
強み・競争優位
- ✓光DSP・高速接続技術で業界をリードし、AIデータセンターの「配線(インターコネクト)」領域で強固なポジションを持つ
- ✓Amazon・Microsoft・Googleなど主要ハイパースケーラーと深く組むカスタムシリコン事業を保有し、AIアクセラレータの内製化トレンドの受け皿となっている
- ✓Cavium・Inphi・Aquantia・Innoviumなど戦略的買収でDPU・コヒーレントDSP・スイッチ・先端イーサネットを取り込み、データインフラの技術ポートフォリオが広い
- ✓ファブレス+IPリッチ(1万件超の特許)モデルで、設計・SerDes・先端パッケージング・シリコンフォトニクスなどデータ移動の難所を押さえている
ニュース・トピック
マーベル・テクノロジーに関連する解説・分析※ 速報ニュースフィードは順次拡充予定です。現在は当社編集の解説・分析記事と公式IRへの導線を表示しています。
財務の推移
SEC EDGAR 実データ取得済(最新 FY2026)業績推移
売上高と収益性
棒=売上高 / 線=利益率・ROE利益
経常利益・純利益EPS(1株当たり利益)
希薄化後健全性(自己資本比率)
棒=純資産・総資産 / 線=自己資本比率財務ハイライト・健全性
最新期 FY2026・一次データからの計算値ROE/ROA/自己資本比率/利益率/CAGR は、財務原本(米=SEC EDGAR・日=各社IR)の数値からの計算値です。 算出に必要な値が欠損する指標は「—」で表示します。
財務情報
SEC EDGAR · Form 10-K · 7期 · 無料/キー不要| 指標 | FY2021 2021-01 | FY2022 2022-01 | FY2023 2023-01 | FY2024 2024-02 | FY2025 2025-02 | FY2026 2026-01 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | $3.0B | $4.5B | $5.9B | $5.5B | $5.8B | $8.2B |
| 売上 前年比 | +10.0% | +50.3% | +32.7% | -7.0% | +4.7% | +42.1% |
| 純利益 | $-277M | $-421M | $-164M | $-933M | $-885M | $2.7B |
| 純利益率 | -9.3% | -9.4% | -2.8% | -16.9% | -15.3% | 32.6% |
| ROE 純利益÷自己資本 | -3.3% | -2.7% | -1.0% | -6.3% | -6.6% | 18.7% |
| EPS(希薄化後) | -0.41 | -0.53 | -0.19 | -1.08 | -1.02 | 3.07 |
| 総資産 | $10.8B | $22.1B | $22.5B | $21.2B | $20.2B | $22.3B |
| 自己資本 | $8.4B | $15.7B | $15.6B | $14.8B | $13.4B | $14.3B |
※ 売上・売上原価・粗利・営業利益・純利益・総資産・自己資本・研究開発費・EPS・営業CF・設備投資・配当は SEC EDGAR companyfacts(通期 10-K/20-F)から機械取得した一次データ。利益率・ROE・ROA・フリーCF 等は当該数値から算出。 企業により未開示(粗利・営業利益・CF を出さない様式)の項目は「—」で表示します。本表は情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。
類似企業比較
半導体同業 6 社・最新本決算・売上高順| 企業 | 売上高 | 純利益 | 純利益率 | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| エヌビディア NVDA | $215.9B | $120.1B | 55.6% | 76.3% | 76.1% |
| ブロードコム AVGO | $63.9B | — | — | — | 47.5% |
| インテル INTC | $52.9B | $-267M | -0.5% | -0.2% | 54.1% |
| クアルコム QCOM | $44.3B | $5.5B | 12.5% | 26.1% | 42.3% |
| AMD AMD | $34.6B | $4.3B | 12.5% | 6.9% | 81.9% |
| マーベル・テクノロジー本社 MRVL | $8.2B | $2.7B | 32.6% | 18.7% | 64.2% |
※ 財務は SEC EDGAR の一次データ・比率は算出値。時価総額・PER 等の市場データは配信ライセンスが必要なため 本表には含めず、Pro(準備中)で対応予定。本表は情報提供のみで投資助言ではありません。
+ 指標の用語解説
- ROE(自己資本利益率)
- 純利益 ÷ 自己資本。株主の元手をどれだけ効率よく利益に変えたかを示す。自己資本がプラスのときのみ算出。
- ROA(総資産利益率)
- 純利益 ÷ 総資産。資産全体の活用効率。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産。高いほど負債依存が低く財務が健全。
- 純利益率
- 純利益 ÷ 売上高。最終的な手残りの利益率。
- 粗利率
- 売上総利益(粗利)÷ 売上高。米国開示(10-K)で取得できる場合に表示。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高。本業の稼ぐ力。米国開示で取得できる場合に表示。
- EPS(1株当たり利益)
- 純利益 ÷ 発行株式数(希薄化後)。
- 売上CAGR
- 開示期間全体の売上高の年平均成長率(複利)。
- フリーCF
- 営業キャッシュフロー − 設備投資。自由に使える現金。米国開示で取得できる場合に表示。
※ 各指標は一次データ(SEC EDGAR / EDINET)の実数から算出した計算値です。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。
IR・開示資料
日米で比べる
同テーマの日本企業と主要指標を並べて比較(比率は良い方を強調・通貨は各社のまま)。
| 指標 | マーベル・テクノロジーMRVL | キオクシア285A |
|---|---|---|
| 売上 FY2026 | $8.2B | 2.34兆円 |
| 売上 前年比 | +42.1% | +37.0% |
| 純利益率 | 32.6% | 23.7% |
| ROE | 18.7% | — |
| R&D比率 | 25.3% | — |
関連動画
出典: SEC EDGAR (companyfacts)。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。