主要指標
売上CAGR(3期)+13.6%スコアマップ
AI要約
✦ Pro一次データから自動生成 · FY2025✦AMDは最新本決算(FY2025)で売上高$34.6B(前年比+34.3%)、純利益率12.5%・ROE6.9%。
成長トレンド・収益性・財務健全性まで踏み込んだAI要約の全文は Pro でご覧いただけます。
🔒 Proで全文を読む(月¥4,980)会社概要・事業内容
公開情報・公式IRをもとに作成CPU・GPU・FPGAを設計する世界的なファブレス半導体大手。AI・データセンター向けで急成長。
- 設立
- 1969年
- 本社
- 米国カリフォルニア州サンタクララ
- 経営トップ
- リサ・スー(Dr. Lisa Su、会長兼CEO、2014年就任)
- 従業員数
- 約31,000人(2025年時点)
- 上場
- NASDAQ: AMD
AMD(Advanced Micro Devices, Inc.)は、1969年創業の米半導体大手で、高性能・適応型コンピューティング向けのプロセッサやチップを設計・開発する企業である。自社で工場を持たない「ファブレス」モデルを採り、設計はAMDが担い、製造はTSMC(台湾積体電路製造)などの外部ファウンドリに委託する。主力製品は、サーバー向けCPU「EPYC」、PC向けCPU「Ryzen」、ゲーミング/プロ向けGPU「Radeon」、AI・HPC向けアクセラレータ「Instinct」、そして2022年に約500億ドル規模で買収したXilinx由来のFPGA/適応型SoC(Versal、Zynqなど)である。
収益は、これらのチップを、データセンター運営者やクラウド事業者、PC・サーバーのOEM/ODM、ゲーム機メーカー、組込み機器メーカー、ボードメーカー、流通業者などに販売することで得る。2025年からは事業を「データセンター」「クライアント&ゲーミング」「組込み」の3セグメントに整理しており、サーバーCPU・GPU・AIアクセラレータを中心とするデータセンター、Ryzen搭載PCやゲーム機向けセミカスタムSoC・RadeonのGPUを含むクライアント&ゲーミング、Xilinx由来のFPGA・適応型SoCを軸とする組込みで構成される。近年はPensando(DPU/ネットワーク)、ZT Systems(AIシステム設計)などの買収でAIインフラの設計力を強化している。
業界での立ち位置としては、x86系プロセッサ市場でIntelと長年競合し、サーバー・PCの両分野でシェアを拡大してきた。データセンターGPU/AIアクセラレータ分野ではNVIDIAに次ぐ有力な対抗馬と位置づけられ、Instinctシリーズを軸にAI需要を取り込んでいる。CEOのリサ・スー(Dr. Lisa Su)が2014年の就任以降に進めた高性能コンピューティングへの集中戦略により、業績と製品競争力を大きく立て直したことで知られる。
主力事業・セグメント
サーバー向けCPU「EPYC」、AI・HPC向けGPUアクセラレータ「Instinct」、DPU・FPGA・適応型SoCなどを提供。クラウド事業者や企業のデータセンター・AI基盤向けで近年の成長ドライバー。
PC向けCPU「Ryzen」、ゲーミング/プロ向けGPU「Radeon」、ゲーム機向けセミカスタムSoCを含む。2025年に従来のクライアントとゲーミングを統合した。
2022年に買収したXilinx由来のFPGAや適応型SoC(Versal、Zynqなど)を中心に、産業・通信・自動車・航空宇宙など幅広い組込み市場向けに提供する。
Xilinx買収で取得したFPGA・適応型SoC・SmartNIC技術。データセンターから組込みまで横断し、AMDの製品ポートフォリオを高性能・適応型コンピューティングへ拡張した。
強み・競争優位
- ✓x86 CPU(EPYC/Ryzen)でIntelと競合し、サーバー・PC双方で着実にシェアを拡大してきた設計力とブランド力
- ✓CPU・GPU・FPGA・適応型SoC・DPUを揃える幅広い高性能コンピューティング製品ポートフォリオ(Xilinx・Pensando買収で補完)
- ✓ファブレスモデルとTSMCの先端プロセス活用により、設計とR&Dに資源を集中できる体制
- ✓Instinctアクセラレータを軸にAI・データセンター需要を取り込み、NVIDIAに次ぐ有力なAI半導体の対抗勢力という立ち位置
ニュース・トピック
AMDに関連する解説・分析「半導体株が上がった」の「半導体」って、結局どれ? 脳・記憶・五感・筋肉の4分類でニュースの読み方が変わる、シリーズ第1回の「地図の凡例」。
なぜGPUのエヌビディアが圧倒的なのか、AMDとブロードコムはどう違うのか。「汎用GPU」と「カスタムASIC」の対立軸で、AI半導体の勢力図がやさしく腑に落ちる。
設計・装置・製造・素材。半導体業界を4階建てのビルに見立てると、AIブームで誰がどう儲かるのかが一気に腑に落ちる。
売上が3年で8倍。AI半導体の頂点に立つ会社の数字を、感情を抜きにして分解する。
売上が4年で8倍、それでも利益率は55%超。チップ屋の数字に見えないこの企業の正体は「乗り換えコスト」を売る会社だ。
※ 速報ニュースフィードは順次拡充予定です。現在は当社編集の解説・分析記事と公式IRへの導線を表示しています。
財務の推移
SEC EDGAR 実データ取得済(最新 FY2025)業績推移
売上高と収益性
棒=売上高 / 線=利益率・ROE利益
経常利益・純利益EPS(1株当たり利益)
希薄化後健全性(自己資本比率)
棒=純資産・総資産 / 線=自己資本比率財務ハイライト・健全性
最新期 FY2025・一次データからの計算値ROE/ROA/自己資本比率/利益率/CAGR は、財務原本(米=SEC EDGAR・日=各社IR)の数値からの計算値です。 算出に必要な値が欠損する指標は「—」で表示します。
財務情報
SEC EDGAR · Form 10-K · 12期 · 無料/キー不要| 指標 | FY2020 2020-12 | FY2021 2021-12 | FY2022 2022-12 | FY2023 2023-12 | FY2024 2024-12 | FY2025 2025-12 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | $9.8B | $16.4B | $23.6B | $22.7B | $25.8B | $34.6B |
| 売上 前年比 | +45.0% | +68.3% | +43.6% | -3.9% | +13.7% | +34.3% |
| 純利益 | $2.5B | $3.2B | $1.3B | $854M | $1.6B | $4.3B |
| 純利益率 | 25.5% | 19.2% | 5.6% | 3.8% | 6.4% | 12.5% |
| ROE 純利益÷自己資本 | 42.7% | 42.2% | 2.4% | 1.5% | 2.9% | 6.9% |
| EPS(希薄化後) | 2.06 | 2.57 | 0.84 | 0.53 | 1.00 | 2.65 |
| 総資産 | $9.0B | $12.4B | $67.6B | $67.9B | $69.2B | $76.9B |
| 自己資本 | $5.8B | $7.5B | $54.8B | $55.9B | $57.6B | $63.0B |
※ 売上・売上原価・粗利・営業利益・純利益・総資産・自己資本・研究開発費・EPS・営業CF・設備投資・配当は SEC EDGAR companyfacts(通期 10-K/20-F)から機械取得した一次データ。利益率・ROE・ROA・フリーCF 等は当該数値から算出。 企業により未開示(粗利・営業利益・CF を出さない様式)の項目は「—」で表示します。本表は情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。
類似企業比較
半導体同業 6 社・最新本決算・売上高順| 企業 | 売上高 | 純利益 | 純利益率 | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| エヌビディア NVDA | $215.9B | $120.1B | 55.6% | 76.3% | 76.1% |
| ブロードコム AVGO | $63.9B | — | — | — | 47.5% |
| インテル INTC | $52.9B | $-267M | -0.5% | -0.2% | 54.1% |
| クアルコム QCOM | $44.3B | $5.5B | 12.5% | 26.1% | 42.3% |
| AMD本社 AMD | $34.6B | $4.3B | 12.5% | 6.9% | 81.9% |
| マーベル・テクノロジー MRVL | $8.2B | $2.7B | 32.6% | 18.7% | 64.2% |
※ 財務は SEC EDGAR の一次データ・比率は算出値。時価総額・PER 等の市場データは配信ライセンスが必要なため 本表には含めず、Pro(準備中)で対応予定。本表は情報提供のみで投資助言ではありません。
+ 指標の用語解説
- ROE(自己資本利益率)
- 純利益 ÷ 自己資本。株主の元手をどれだけ効率よく利益に変えたかを示す。自己資本がプラスのときのみ算出。
- ROA(総資産利益率)
- 純利益 ÷ 総資産。資産全体の活用効率。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産。高いほど負債依存が低く財務が健全。
- 純利益率
- 純利益 ÷ 売上高。最終的な手残りの利益率。
- 粗利率
- 売上総利益(粗利)÷ 売上高。米国開示(10-K)で取得できる場合に表示。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高。本業の稼ぐ力。米国開示で取得できる場合に表示。
- EPS(1株当たり利益)
- 純利益 ÷ 発行株式数(希薄化後)。
- 売上CAGR
- 開示期間全体の売上高の年平均成長率(複利)。
- フリーCF
- 営業キャッシュフロー − 設備投資。自由に使える現金。米国開示で取得できる場合に表示。
※ 各指標は一次データ(SEC EDGAR / EDINET)の実数から算出した計算値です。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。
IR・開示資料
日米で比べる
関連動画
出典: SEC EDGAR (companyfacts)。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。