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285A日本新規上場

キオクシア

Kioxia Holdings · 半導体(メモリ)

シェア

2024年12月18日、東証プライム市場に上場(証券コード 285A)。東芝メモリの分社・ベインキャピタル連合による約2兆円の買収から4年越しの再上場で、初値1株1440円・時価総額7762億円でスタート。NAND型フラッシュメモリ専業として、AIデータセンター需要を追い風に急成長している。

主要指標

売上CAGR(2期)+47.4%
売上 2026年3月期
2.34兆円
売上 前年比
+37.0%
純利益
5544億円
純利益率
23.7%
ROE
R&D比率
テーマスコア
AI 88宇宙 8自動化 60

スコアマップ

AI宇宙自動化収益性23.7%成長性+37.0%

AI要約

Pro一次データから自動生成 · 2026年3月期

キオクシアは最新本決算(2026年3月期)で売上高2.34兆円(前年比+37.0%)、純利益率23.7%。

成長トレンド・収益性・財務健全性まで踏み込んだAI要約の全文は Pro でご覧いただけます。

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会社概要・事業内容

公開情報・公式IRをもとに作成

NANDフラッシュメモリとSSDを開発・製造する日本発のメモリ半導体大手。

設立
2019年
本社
東京都港区
経営トップ
早坂伸夫(〜2026年3月)/後任 太田博生(2026年4月1日就任、6月の株主総会承認を経て社長CEO)
従業員数
約15,000人(連結・2026年3月末時点)
上場
東証プライム: 285A(2024年12月上場)

キオクシアホールディングス(Kioxia Holdings)は、NAND型フラッシュメモリと、それを用いたSSD(ソリッドステートドライブ)を開発・製造・販売する半導体メモリ専業の持株会社。前身は東芝のメモリ事業で、1980年代に同社がNAND型フラッシュメモリを世界に先駆けて発明した技術系譜を引き継ぐ。2018年に東芝メモリとして分社化され、2019年10月に「キオクシア」へ社名変更した。米投資ファンドのベインキャピタル主導の企業連合が過半を出資し、東芝も大株主として残る資本構成となっている。

収益の柱は、スマートフォン・PC・データセンター・エンタープライズサーバー向けのフラッシュメモリ(メモリ単体)と、各市場向けに製品化したSSDの2系統。製品ブランドとしては3次元積層フラッシュメモリ「BiCS FLASH」を中核に、モバイル/車載向けのUFS・e-MMC、クライアントPC向けからクラウドデータセンター・エンタープライズ向けまで幅広いSSDを展開する。メモリは設計から製造まで自社で手掛ける垂直統合型で、三重県四日市と岩手県北上に大規模な製造拠点を持ち、ウエスタンデジタルと協業した生産体制を敷いてきた点が事業構造上の特徴。

業界での立ち位置としては、サムスン電子・SKハイニックスに次ぐNAND型フラッシュメモリ大手の一角であり、メモリ単体での世界シェア上位の地位を占める。生成AIの普及によるデータセンター向け大容量ストレージ需要の拡大が追い風となっており、AI時代のメモリ/ストレージ供給者として位置づけられる。2024年12月に東京証券取引所プライム市場へ新規上場した。

主力事業・セグメント

フラッシュメモリ(メモリ単体)

3次元積層フラッシュメモリ「BiCS FLASH」を中核とするNAND型フラッシュメモリの開発・製造・販売。スマホ・PC・サーバー向けのメモリチップを供給する中核事業。

SSD(ソリッドステートドライブ)

クライアントPC向けからエンタープライズ/クラウドデータセンター向けまで、用途別のSSD製品を展開。生成AI需要で伸びるデータセンター領域が成長ドライバー。

モバイル/車載向け組み込みメモリ

スマートフォンや産業・車載機器向けのUFS・e-MMCなど、組み込みフラッシュメモリ製品を提供する。

先端メモリ技術の研究開発

BiCS FLASHの積層多層化やCBA(CMOS直接接合)技術など、次世代メモリ・ストレージ技術の研究開発を継続的に推進する。

強み・競争優位

  • 1980年代のNAND型フラッシュメモリ発明にさかのぼる長年の技術蓄積と、BiCS FLASHに代表される3次元積層技術での先行優位
  • 設計から製造まで一貫して手掛ける垂直統合型のビジネスモデルと、四日市・北上の大規模生産拠点
  • 生成AI普及によるデータセンター向け大容量ストレージ需要の構造的な拡大を取り込めるメモリ/SSDの製品ポートフォリオ
  • NAND型フラッシュメモリ市場で世界上位を占める規模と顧客基盤

ニュース・トピック

キオクシアに関連する解説・分析
最新の決算発表・適時開示・プレスリリースは キオクシア 公式IR公式IRを開く ↗

※ 速報ニュースフィードは順次拡充予定です。現在は当社編集の解説・分析記事と公式IRへの導線を表示しています。

深掘り分析

週次AI深掘り基準日 2026-06-22

AI由来のNANDフラッシュ需給逼迫で前期は過去最高益。株価はIPO来およそ75倍に急騰し、時価総額は一時60兆円台へ。市場では「スーパーサイクル継続」を見込む強気と、「サイクルのピークアウト・大株主の売り圧力」を警戒する慎重論が拮抗している。

株価(6/22ザラ場)
約108,900円
6/19終値108,600円・一時高値112,700円
時価総額
約59.5兆円
一時60兆円台・6/16に初の50兆円
IPO公募比
約75倍
公募1,455円(2024/12上場)
PBR(実績)
約42倍
同業Micron17.6倍を大幅超過
実績PER
約108〜130倍
出典で幅・株価急騰のため
予想PER
約14倍
来期アナリスト予想EPS基準・会社通期は未開示
配当利回り
0%(無配)
来期は配当開始を検討中・額は未定
営業利益率(前期)
37.2%
Q1会社予想は約74%(循環ピーク)
ROE(前期)
51.9%

市場の見方

両論併記・出典付き/StockCode の投資判断ではありません
強気の見方
  • メモリ・スーパーサイクルは少なくとも2027年まで継続見込み。有意な能力拡張は2027年後半〜2028年まで効かず、価格高止まりが長期化するとの見方。
    TrendForce / 野村(2026-06)
  • AI推論時代のエンタープライズSSD需給が逼迫。2026年の生産枠は完売、2027〜28年を見据えた長期購買契約(LTA)が到来。推論用SSDは前年比+86%成長との会社中計。
    キオクシア Investor Day 2026-06-02 / 楽天証券トウシル
  • 前期は過去最高益(営業利益+92.7%・ROE51.9%)。FCF約3,950億円で財務が急改善し、今期中にネットキャッシュ転換の見込み。
    決算短信 2026-05-15
  • 「シクリカル株(PER5〜10倍)→AIインフラ株(PER20〜30倍)」への評価パラダイム転換が定着すれば、現バリュエーションは正当化されうるとの議論。
    BigGo Finance / 楽天証券(2026-06)
  • 2026年6月に各社が目標株価を一斉増額(大和123,000円・SMBC日興126,000円・岩井コスモ130,000円・楽天120,000円)。コンセンサスは買い優勢。
    kabuka.jp.net / 各社レポート(2026-06)
慎重な見方
  • メモリ株は予想PERが一桁の最安値圏で天井を打ち、利益がまだ増えている最中に6ヶ月で40〜60%下落するのが歴史的常態(Micronは2018年に予想PER4〜5倍で天井→約-56%)。「予想PERが安い=割安」を否定する典型例。
    過去サイクルの実績(Micron 2018)
  • 「2026年完売」はLTA上の数量固定であって価格のロックではない。価格は四半期ごとに見直され、ASP(販売単価)がピークアウトすれば完売状態でも売上・利益は急落しうる。
    複数報道(2026-06)
  • キオクシア自身が2022〜23年に約2,450億円の赤字を計上した市況依存銘柄。「市況反転で赤字化」が直近に現実として起きている。
    過去決算(2022-2023)
  • NAND一本足でHBM/DRAMを持たない構造劣位。次のAI需要がHBM/DRAMに回帰すると取りこぼし、サイクル反転時に最も脆弱との指摘(同業Samsung/SK/MicronはOutperform、キオクシアのみUnderperform)。
    Bernstein(SocGen)目標40,000円・売り 2026-06-15
  • Bain Capital連合のオーバーハングが約9兆円規模。IPO後51%→直近は連続売出しで保有比率が低下中で、ブロックトレード(市場価格に7〜9%ディスカウント)のたびに需給が悪化。
    Smartkarma / ロイター(2026)

アナリスト目標株価

平均 ¥98,219・買い14・中立1・売り1(16人)。現値は平均目標を約10%上回る(2026-06-21)
証券会社レーティング目標株価時点
岩井コスモA¥130,0002026-06-04
SMBC日興1(最上位)¥126,0002026-06-11
大和1¥123,0002026-06-03
楽天証券¥120,0002026-06-08
野村Buy¥115,0002026-06-10
モルガン・スタンレーMUFGOverweight¥110,0002026-06-03
ゴールドマン・サックス買い(格上げ)¥93,0002026-06-01
Bernstein(SocGen)売り¥40,0002026-06-15

テクニカル:移動平均は5〜200日まで全て上向きの「パーフェクトオーダー」で強い上昇トレンド。一方で25日線乖離+48.6%・RSI72〜79・信用倍率15.76倍と短期は明確な過熱圏(出典: Investing.com / 投資の森 / IRBANK, 2026-06)。

シナリオ・シミュレーター

前提はすべてあなたが設定・売買推奨ではありません

10株(概算約定 ¥1,090,000 単元100株。ミニ株なら1株から

各シナリオに着地した場合の損益
弱気(サイクル反転)
¥60,000
-45%
¥-490,000
中立(平均圏で推移)
¥98,000
-10%
¥-110,000
強気(目標達成)
¥123,000
+13%
+¥140,000
あなたの確率観で「期待値」を計算
期待リターン
-14%
期待損益
¥-152,900

下振れ(弱気)シナリオでは -45%¥-490,000)。 この値動きに耐えられるかは、ご自身のリスク許容度で判断してください。確率は33/34/33に正規化して計算しています。

※ シナリオ株価・確率は仮定値です。本ツールは教育目的の計算機であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

重要日程・モニタリング指標

  • 2026-06-24
    Micron 第3四半期決算 メモリ市況の地合いを映す先行指標
  • 2026-06-25
    第8期 定時株主総会 新役員・株主還元方針
  • 2026-08上旬(推定)
    2027年3月期 第1四半期決算 会社見通し(売上1.75兆円)への着地が試金石
  • 四半期ごと
    NANDコントラクト価格(TrendForce) 2四半期連続の下落は市況転換の先行サイン

本セクションは公開情報・各社レポートの『事実』と『市場の見方(両論)』を出典付きで整理したものです。StockCode による投資助言・売買推奨ではありません。シミュレーターは前提値をすべて利用者が設定する教育目的の計算ツールであり、特定の売買を推奨するものではありません。数値は基準日時点のもので変動します。

財務の推移

2024年3月期1.08兆円-2437億円2025年3月期1.71兆円2723億円2026年3月期2.34兆円5544億円-22.6%16.0%23.7%
売上純利益純利益率出典: IR/JPX

財務ハイライト・健全性

最新期 2026年3月期・一次データからの計算値
売上高(2026年3月期)
2.34兆円
純利益
5544億円
純利益率
23.7%
売上CAGR(3期)
+47.4%
ROE
ROA
自己資本比率
R&D比率
EPS(最新期)
総資産
自己資本
R&D(研究開発費)

ROE/ROA/自己資本比率/利益率/CAGR は、財務原本(米=SEC EDGAR・日=各社IR)の数値からの計算値です。 算出に必要な値が欠損する指標は「—」で表示します。

指標の用語解説
ROE(自己資本利益率)
純利益 ÷ 自己資本。株主の元手をどれだけ効率よく利益に変えたかを示す。自己資本がプラスのときのみ算出。
ROA(総資産利益率)
純利益 ÷ 総資産。資産全体の活用効率。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産。高いほど負債依存が低く財務が健全。
純利益率
純利益 ÷ 売上高。最終的な手残りの利益率。
粗利率
売上総利益(粗利)÷ 売上高。米国開示(10-K)で取得できる場合に表示。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高。本業の稼ぐ力。米国開示で取得できる場合に表示。
EPS(1株当たり利益)
純利益 ÷ 発行株式数(希薄化後)。
売上CAGR
開示期間全体の売上高の年平均成長率(複利)。
フリーCF
営業キャッシュフロー − 設備投資。自由に使える現金。米国開示で取得できる場合に表示。

※ 各指標は一次データ(SEC EDGAR / EDINET)の実数から算出した計算値です。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。

IR・開示資料

キオクシア 公式サイト
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決算短信・決算説明会資料・適時開示・統合報告書などを公式IRライブラリーで確認できます
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日米で比べる

同テーマの米国企業と主要指標を並べて比較(比率は良い方を強調・通貨は各社のまま)。

指標キオクシア285AメタMETA
売上 2026年3月期2.34兆円$201.0B
売上 前年比+37.0%+22.2%
純利益率23.7%30.1%
ROE27.8%
R&D比率28.5%
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関連動画

出典: JPX / 各社IR。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。