主要指標
売上CAGR(3期)+3.7%スコアマップ
AI要約
✦ Pro一次データから自動生成 · FY2025✦IBMは最新本決算(FY2025)で売上高$67.5B(前年比+7.6%)、純利益率15.7%・ROE32.4%。
成長トレンド・収益性・財務健全性まで踏み込んだAI要約の全文は Pro でご覧いただけます。
🔒 Proで全文を読む(月¥4,980)会社概要・事業内容
公開情報・公式IRをもとに作成ハイブリッドクラウドとAI(watsonx・Red Hat)を軸に企業向けITを提供する米IT大手「Big Blue」
- 設立
- 1911年
- 本社
- 米国ニューヨーク州アーモンク(Armonk, New York)
- 経営トップ
- Arvind Krishna(アービンド・クリシュナ、会長兼CEO。2020年CEO就任・2021年会長就任、2026年時点)
- 従業員数
- 約26万人(2025年時点)
- 上場
- NYSE: IBM(ダウ平均株価構成銘柄)
IBM(International Business Machines Corporation)は、1911年創業の米国を代表する多国籍IT企業。「Big Blue(ビッグ・ブルー)」の愛称で知られ、メインフレーム(IBM Z)を起点とする長い歴史を持ちながら、現在はハイブリッドクラウドとAIを成長の二本柱に据えた企業向け(エンタープライズ)ITソリューションの提供者へと転換している。世界中の大企業・政府機関・金融機関を主要顧客とし、ミッションクリティカルな基幹システムを支えることを得意とする。
収益モデルは、(1)ソフトウェア(Red Hatのオープンソース・ハイブリッドクラウド基盤やwatsonx等のAI・データ製品をサブスクリプション/ライセンスで提供)、(2)コンサルティング(IBM Consultingによる業務変革・システム導入・運用支援)、(3)インフラ(メインフレームZシリーズ等のハードウェアとサポート)、(4)ファイナンシング(顧客の製品・サービス購入に対する金融支援)の4セグメントで構成される。近年はソフトウェアと経常収益(リカーリング)型ビジネスの比率を高め、安定したキャッシュフローを生む構造へとシフトしている。
業界での立ち位置としては、2019年に約340億ドルで買収したRed Hatを核に、複数のパブリッククラウドとオンプレミスをまたいで稼働させる「ハイブリッドクラウド」分野で独自のポジションを確立。生成AIではwatsonxプラットフォームと自社の基盤モデル「Granite」を軸に、規制産業向けのエンタープライズAIで存在感を示す。量子コンピューティング(IBM Quantum)でも商用機を世界に先駆けて投入するなど、先端研究と大規模な特許ポートフォリオを強みとする老舗テクノロジー企業である。
主力事業・セグメント
ハイブリッドクラウド基盤Red Hat(RHEL・OpenShift・Ansible)やwatsonx等のAI・データ、自動化、セキュリティ製品を提供。サブスクリプション中心の経常収益が大きく、全社売上の柱となる中核セグメント。
IBM Consultingによる事業変革・システムインテグレーション・アプリ運用などの専門サービス。大企業のAI・クラウド移行を支援するサービス層を担う。
メインフレームIBM Zシリーズ(最新世代z17)やPowerサーバー、ストレージ等のハードウェアと関連サポートを提供。金融機関の基幹系などミッションクリティカル用途に強い。
顧客によるIBM製品・サービスの導入を後押しするリースやローンなどの金融支援を提供するセグメント。
2019年に買収したオープンソース企業。RHELやOpenShiftを通じ、IBMのハイブリッドクラウド戦略の中核を成す(ソフトウェアセグメントに含まれる)。
商用量子コンピュータを世界に先駆けて提供する研究主導の事業。長期的な技術差別化の源泉となる先端領域。
強み・競争優位
- ✓金融・政府・大企業の基幹システムに深く食い込んだエンタープライズ顧客基盤と、長年の信頼・スイッチングコストの高さ
- ✓Red Hatによるハイブリッドクラウドとwatsonx/Granite基盤モデルによるエンタープライズAIを組み合わせた独自のソフトウェア×サービス戦略
- ✓メインフレーム(IBM Z)で築いたミッションクリティカル領域の圧倒的シェアと、ハード・ソフト・コンサルを束ねる一気通貫の提供力
- ✓世界トップ級の研究開発力・特許ポートフォリオと量子コンピューティング等の先端技術リード
ニュース・トピック
IBMに関連する解説・分析※ 速報ニュースフィードは順次拡充予定です。現在は当社編集の解説・分析記事と公式IRへの導線を表示しています。
財務の推移
SEC EDGAR 実データ取得済(最新 FY2025)業績推移
売上高と収益性
棒=売上高 / 線=利益率・ROE利益
経常利益・純利益EPS(1株当たり利益)
希薄化後健全性(自己資本比率)
棒=純資産・総資産 / 線=自己資本比率財務ハイライト・健全性
最新期 FY2025・一次データからの計算値ROE/ROA/自己資本比率/利益率/CAGR は、財務原本(米=SEC EDGAR・日=各社IR)の数値からの計算値です。 算出に必要な値が欠損する指標は「—」で表示します。
財務情報
SEC EDGAR · Form 10-K · 12期 · 無料/キー不要| 指標 | FY2020 2020-12 | FY2021 2021-12 | FY2022 2022-12 | FY2023 2023-12 | FY2024 2024-12 | FY2025 2025-12 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | $55.2B | $57.4B | $60.5B | $61.9B | $62.8B | $67.5B |
| 売上 前年比 | -4.4% | +3.9% | +5.5% | +2.2% | +1.4% | +7.6% |
| 純利益 | $5.6B | $5.7B | $1.6B | $7.5B | $6.0B | $10.6B |
| 純利益率 | 10.1% | 10.0% | 2.7% | 12.1% | 9.6% | 15.7% |
| ROE 純利益÷自己資本 | 27.1% | 30.4% | 7.5% | 33.3% | 22.1% | 32.4% |
| EPS(希薄化後) | 6.23 | 6.35 | 1.80 | 8.14 | 6.43 | 11.17 |
| 総資産 | $156.0B | $132.0B | $127.2B | $135.2B | $137.2B | $151.9B |
| 自己資本 | $20.6B | $18.9B | $21.9B | $22.5B | $27.3B | $32.6B |
※ 売上・売上原価・粗利・営業利益・純利益・総資産・自己資本・研究開発費・EPS・営業CF・設備投資・配当は SEC EDGAR companyfacts(通期 10-K/20-F)から機械取得した一次データ。利益率・ROE・ROA・フリーCF 等は当該数値から算出。 企業により未開示(粗利・営業利益・CF を出さない様式)の項目は「—」で表示します。本表は情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。
+ 指標の用語解説
- ROE(自己資本利益率)
- 純利益 ÷ 自己資本。株主の元手をどれだけ効率よく利益に変えたかを示す。自己資本がプラスのときのみ算出。
- ROA(総資産利益率)
- 純利益 ÷ 総資産。資産全体の活用効率。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産。高いほど負債依存が低く財務が健全。
- 純利益率
- 純利益 ÷ 売上高。最終的な手残りの利益率。
- 粗利率
- 売上総利益(粗利)÷ 売上高。米国開示(10-K)で取得できる場合に表示。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高。本業の稼ぐ力。米国開示で取得できる場合に表示。
- EPS(1株当たり利益)
- 純利益 ÷ 発行株式数(希薄化後)。
- 売上CAGR
- 開示期間全体の売上高の年平均成長率(複利)。
- フリーCF
- 営業キャッシュフロー − 設備投資。自由に使える現金。米国開示で取得できる場合に表示。
※ 各指標は一次データ(SEC EDGAR / EDINET)の実数から算出した計算値です。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。
IR・開示資料
日米で比べる
関連動画
出典: SEC EDGAR (companyfacts)。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。