主要指標
売上CAGR(3期)+10.6%スコアマップ
AI要約
✦ Pro一次データから自動生成 · FY2025✦オラクルは最新本決算(FY2025)で売上高$57.4B(前年比+8.4%)、純利益率21.7%・ROE60.8%。
成長トレンド・収益性・財務健全性まで踏み込んだAI要約の全文は Pro でご覧いただけます。
🔒 Proで全文を読む(月¥4,980)会社概要・事業内容
公開情報・公式IRをもとに作成企業向けデータベースとクラウド(OCI)・業務アプリを手がける世界的ソフトウェア大手
- 設立
- 1977年
- 本社
- 米国テキサス州オースティン
- 経営トップ
- クレイ・マグーアク(Clay Magouyrk)とマイク・シシリア(Mike Sicilia)の共同CEO体制(2025年9月就任。創業者ラリー・エリソンは会長兼CTO、前CEOサフラ・キャッツは取締役会の執行副会長)
- 従業員数
- 約16万2,000人(2026年6月時点)
- 上場
- NYSE: ORCL
オラクル(Oracle Corporation)は、企業の基幹システムを支えるソフトウェアとクラウドサービスを提供する米国の総合エンタープライズIT企業である。1979年に世界初の商用リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)を市場投入して以来、「Oracle Database」を中核に成長し、現在は自律運用型の「Autonomous Database」やオープンソースの「MySQL」も擁する。同社のソフトウェアは銀行・通信・製造・公共など世界中の大企業・政府機関の中枢で稼働しており、データベース分野では長年にわたり最大手の地位を占めてきた。
ビジネスモデルの中心は、サブスクリプション型のクラウドサービスとライセンスサポートである。IaaS基盤の「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上で、ERPの「Oracle Fusion Cloud」やクラウドERP「NetSuite」、人材管理(HCM)、サプライチェーン管理(SCM)などのSaaSを提供し、継続課金で収益を上げる。加えてオンプレミス向けのソフトウェアライセンスと保守、Exadataなどのエンジニアド・システム(ハードウェア)や導入支援サービスも収益源とする。財務報告上は「Cloud services and license support」「Hardware」「Services」の3セグメントに区分され、クラウドサービスとライセンスサポートが売上の大半を占める。
近年はAIブームを追い風に、大規模言語モデルの学習・推論向けGPUクラウドとしてOCIの需要が急拡大し、「AIインフラの担い手」として注目を集めている。MicrosoftやGoogle、AWSといったハイパースケーラーと相互接続するマルチクラウド戦略を採り、OCIをこれらの環境内で利用できる仕組みも展開する。2010年のSun Microsystems買収でJavaとSPARC/Solaris、2022年のCerner買収で医療IT領域を取り込むなど、大型M&Aで事業領域を広げてきた点も特徴である。
主力事業・セグメント
世界最大手クラスのリレーショナルデータベース。自律運用型のAutonomous DatabaseやMySQL、各種開発ツールを含み、長年同社の技術的中核を成す。
IaaS型のクラウド基盤。AIモデルの学習・推論向けGPUクラウドとして需要が急拡大し、他のハイパースケーラーと相互接続するマルチクラウドも展開する。
ERPのOracle Fusion Cloud、中堅企業向けクラウドERPのNetSuite、HCM・CX・SCMなどのSaaSを提供し、サブスクリプションで収益を上げる。
データベースやミドルウェア等のオンプレミス向けソフトウェアライセンスと、その保守・サポート。安定した継続収益源となる。
ExadataやSPARCサーバーなど、自社ソフトと最適化したハードウェア製品群。
Cerner買収で取り込んだ医療IT(EHR)をはじめ、通信・金融・自治体など業種別の垂直アプリケーションを提供する。
強み・競争優位
- ✓数十年にわたり蓄積された大企業・政府機関のデータベース基盤を握り、極めて高いスイッチングコストと安定したライセンスサポート収益を持つ
- ✓データベース・ミドルウェア・業務アプリ・OCI・ハードウェアまで垂直統合し、自社スタックを一気通貫で最適化できる
- ✓AI学習向けGPUクラウドとしてOCI需要が拡大し、マルチクラウド戦略で他ハイパースケーラーとも連携できる
- ✓FusionとNetSuiteによるクラウドERPの二枚看板で、大企業から中堅企業まで幅広くカバーする
ニュース・トピック
オラクルに関連する解説・分析※ 速報ニュースフィードは順次拡充予定です。現在は当社編集の解説・分析記事と公式IRへの導線を表示しています。
財務の推移
SEC EDGAR 実データ取得済(最新 FY2025)業績推移
売上高と収益性
棒=売上高 / 線=利益率・ROE利益
経常利益・純利益EPS(1株当たり利益)
希薄化後健全性(自己資本比率)
棒=純資産・総資産 / 線=自己資本比率財務ハイライト・健全性
最新期 FY2025・一次データからの計算値ROE/ROA/自己資本比率/利益率/CAGR は、財務原本(米=SEC EDGAR・日=各社IR)の数値からの計算値です。 算出に必要な値が欠損する指標は「—」で表示します。
財務情報
SEC EDGAR · Form 10-K · 12期 · 無料/キー不要| 指標 | FY2020 2020-05 | FY2021 2021-05 | FY2022 2022-05 | FY2023 2023-05 | FY2024 2024-05 | FY2025 2025-05 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | $39.1B | $40.5B | $42.4B | $50.0B | $53.0B | $57.4B |
| 売上 前年比 | -1.1% | +3.6% | +4.8% | +17.7% | +6.0% | +8.4% |
| 純利益 | $10.1B | $13.7B | $6.7B | $8.5B | $10.5B | $12.4B |
| 純利益率 | 25.9% | 34.0% | 15.8% | 17.0% | 19.8% | 21.7% |
| ROE 純利益÷自己資本 | 83.9% | 262.4% | — | 792.5% | 120.3% | 60.8% |
| EPS(希薄化後) | 3.08 | 4.55 | 2.41 | 3.07 | 3.71 | 4.34 |
| 総資産 | $115.4B | $131.1B | $109.3B | $134.4B | $141.0B | $168.4B |
| 自己資本 | $12.1B | $5.2B | $-6.2B | $1.1B | $8.7B | $20.5B |
※ 売上・売上原価・粗利・営業利益・純利益・総資産・自己資本・研究開発費・EPS・営業CF・設備投資・配当は SEC EDGAR companyfacts(通期 10-K/20-F)から機械取得した一次データ。利益率・ROE・ROA・フリーCF 等は当該数値から算出。 企業により未開示(粗利・営業利益・CF を出さない様式)の項目は「—」で表示します。本表は情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。
+ 指標の用語解説
- ROE(自己資本利益率)
- 純利益 ÷ 自己資本。株主の元手をどれだけ効率よく利益に変えたかを示す。自己資本がプラスのときのみ算出。
- ROA(総資産利益率)
- 純利益 ÷ 総資産。資産全体の活用効率。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産。高いほど負債依存が低く財務が健全。
- 純利益率
- 純利益 ÷ 売上高。最終的な手残りの利益率。
- 粗利率
- 売上総利益(粗利)÷ 売上高。米国開示(10-K)で取得できる場合に表示。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高。本業の稼ぐ力。米国開示で取得できる場合に表示。
- EPS(1株当たり利益)
- 純利益 ÷ 発行株式数(希薄化後)。
- 売上CAGR
- 開示期間全体の売上高の年平均成長率(複利)。
- フリーCF
- 営業キャッシュフロー − 設備投資。自由に使える現金。米国開示で取得できる場合に表示。
※ 各指標は一次データ(SEC EDGAR / EDINET)の実数から算出した計算値です。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。
IR・開示資料
日米で比べる
関連動画
出典: SEC EDGAR (companyfacts)。本ページは情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。